9月2日 浜中小学校3・4年生が姉別のミズナラの森で観察と調査を行いました
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9月2日(木)、浜中小学校3・4年生13人が姉別のミズナラの森で「動植物の観察」と「どんぐりの実なり調査」を行いました。
当日は初めに学校の教室で、霧多布湿原センターの職員の方からミズナラの調査がヒグマ等の動向を知るきっかけとなること、ミヤマカケスなどの動物が冬の食料として地中に隠していたドングリの場所を忘れ、そこから翌年芽生えること、川の水が森を通ることできれいになることなどを学習しました。
その後、ミズナラの森へ行き、双眼鏡の使い方のレクチャーを受け、森の中でキノコやドングリ、エゾニワトコ、キツリフネ、アキタフキ、バッタ、ミミズなどたくさんの動植物を観察しました。どんぐりの実なり調査では、1つの木につき20か所、実があるか調査しました。1つ目の木では14か所、2つ目の木では8か所に実が見られました。
最後に学校へ戻ってから、一昨年の調査との比較を行い、1つの木では実なりが半分になっていることが分かりました。今回の調査だけでは、調査サンプルが少ないことから、ヒグマなどの動向について結論付けることはできませんが、児童の皆さんにとって、とても貴重な体験になった様子でした。