11月5日 霧多布小学校3年生が秋の動植物を学習
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11月5日(月)、霧多布小学校3年生12人が霧多布湿原センター裏山で秋の浜中町の植物と動物について学習しました。
この日は小雨が降っており、あいにくの天気でしたが、外に出るとすぐにタンチョウを目の前で観察することできました。その後は、ヤマブドウ・コウモリソウ・ダケカンバ・ツルウメモドキ・イタヤカエデ・ヤマモミジ・サルノコシカケ・ホコリダケ・ハリギリ・ヤチボウズ・ミズバショウなどの植物、モモンガ・ヒヨドリの鳴き声・タヌキのためふん・シカの骨、足跡、ふん・アカネズミの巣、クルミの食べ跡・アキアカネなどの動物等の観察を行いました。
今回の学習では、「イタヤカエデとヤマモミジの違いは、トゲトゲしている方がカエデであること」や「ダケカンバは油が多く含まれていることから、よく燃えること」、「タヌキのためふんの中にキラキラしたコガネムシやブドウの皮などが含まれていたことから、何を食べていたか分かること」など、たくさんのことを学ぶことができました。
屋外の学習が終わった後は、湿原センター内で今日観察した動植物について、振り返り学習を行いました。分からないことについては、湿原センターの職員の方に教えてもらったり、本で調べました。また、センター周辺で設置しているセンサーカメラに映っているモモンガやエゾシカなどを鑑賞しました。モモンガの巣箱には、アカネズミが入ってしまうことがあることも知りました。