11月26日 「エゾシカ利活用に関する協定」締結

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 11月26日(金)、町と株式会社天鹿(守田博代表取締役会長)は「浜中町におけるエゾシカ利活用に関する協定」を締結しました。この協定は、本町でエゾシカ肉等の利活用を新たな産業として位置づけるほか、鳥獣被害の防止、自然環境の保全など相互に連携することを目的としています。
 株式会社天鹿は、12月までに浜中町でエゾシカを養鹿する場所の選定を行った後、来年4月以降から養鹿場の建設に着工し、狩猟が本格化する秋までに完成を目指しています。なお、同社はエゾシカを食肉やペットフード、サプリメントとして利用するとともに、ハンターの育成も考えられているとのことです。
 道内では、エゾシカが令和元年度で67万頭生息しているとされており、猟友会等による有害駆除対策を行っていますが、その数が減少していない実態にあります。そんな中、首都圏ではジビエ料理の需要増加など、食肉としての利用が高まっています。このことから、エゾシカの早急な利活用が求められています。
 この日の協定締結調印式では、守田代表取締役会長から「今、スタートラインに立った。来年の春に向けて、町の協力を得ながら頑張っていきたいと思います」と述べられました。
 

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