4月28日 霧多布湿原ナショナルトラストが農林水産大臣賞を受賞

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 4月28日(金)、第31回地球環境大賞授賞式で農林水産大臣賞を受賞した認定NPO法人霧多布湿原ナショナルトラストが役場を訪れ、町長へ受賞の報告を行いました。
 地球環境大賞は、地球温暖化の防止、循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進、21世紀の社会システムの探求、地球環境に対する保全意識の一段の向上を目的とし、平成4年に「産業の発展と地球環境との共生」を目指して創設されました。
 霧多布湿原ナショナルトラストは「霧多布湿原を未来の子どもたちへ」をスローガンに霧多布湿原の美しい原風景と豊かな自然の恵みを後世への残し、持続可能な地域社会構築を目指して、湿原の保全と普及活動に取り組んでします。その活動は、「湿原の民有地を買い取り保全するナショナルトラスト運動」・「霧多布湿原のファンづくり」・「湿原の再生と保全のための調査研究」を3本柱とし、2021時点で20年以上の長期にわたり活動を継続しています。さらに、SDGsやESDの理念に基づく環境教育やエコツアーなどの普及活動、それらの基盤情報となる植物標本の収集や湿原の復元実験などの科学調査を展開しています。
 今回は、これらの功績がたたえられ、受賞となりました。誠におめでとうございます。

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