7月3日 茶小4年生の児童が植樹活動へ参加
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7月3日(月)、茶内小学校4年生(佐久間勝教校長)の児童たちが、環境保護団体「NPO法人シマフクロウ・エイド」の主催による植樹活動に参加しました。この活動は、「シマフクロウの道 再生プロジェクト WAKKA(ワッカ)」プロジェクトの一環として、自然への理解を深め、地域の緑地の保全、水源林や河畔林の再生を促進し、一次産業にも野生生物にも必要な環境が守られることを目的として行われました。
児童たちはバスで木田牧場へ向かい、牧場敷地内に用意された区画にて植樹のしかたを教わりながら実践し、環境保護の重要性を学びました。今回植えた苗木は、それぞれが10~40センチほどの大きさですが、来年には1メートルを超える大きさまで成長するそうです。実際に植樹をした子どもたちが苗木の成長を実感できるよう、来年の同じ時期に苗木の成長を観察する機会をもうけています。
木田牧場の木田さんは、牧場付近でシマフクロウを見かけたことをきっかけに、シマフクロウエイドの菅野さんと知り合いました。この出会いが植樹活動の協力につながり、茶内小学校の児童たちは貴重な体験をすることができました。
植樹活動の後、児童たちは木田さんの案内で水辺での生物観察を行いました。水辺の生態系は豊かで多様な生物が生息しており、児童たちは興味津々で観察に臨みました。トンボなどの昆虫や、ヤマメなど水中の小さな生き物について学ぶことで、自然とのつながりや環境への配慮の大切さを実感しました。
この植樹活動と水辺の生物観察は、茶内小学校の児童たちにとって充実した学びの場となりました。子どもたちの積極的な参加と関心は、地域の環境保全への取り組みに一層の希望をもたらしています。