7月3日 浜小3・4年生が湿原センター周辺をトレッキング
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7月3日(月)、浜中小学校(大山淳子校長)3・4年生17人が霧多布センター周辺の動植物を観察しながら、その湿原の保護活動について学習しました。
この日は、センター前にある5種類の動物の足跡クイズから始まり、2時間程度の観察の中でシコタンキンポウゲやカワシンジュガイなどの絶滅危惧種、川の水と森から流れる水の冷たさの違い、湿原に浮かぶ油の正体がミネラル(鉄分等)であること、モモンガの巣箱の中にはシカの毛やコケがあることなど、普段なかなか見ることがない自然に触れることができました。また、道中は、細い木道や切り株の上を進むこともあり、お互いに「大丈夫?」・「落ちないように気を付けて!」と森の中を楽しく散策しながらもお互いに声をかける姿が印象的でした。
センター内に戻ってからは、今日の復習と湿原の保護活動についての話があり、ハーバリウムで標本を作っていることやセンサーカメラの説明、自然に興味を持ってもらうために体験学習を行っていることのほか、浜中町で全国の10分の1くらいの植物(844種類)と約2分の1の野鳥(293種類)が見られるのは、森・湿原・海の3つの豊かな自然の存在が大きいことを教わりました。
今年度は、この学習が残り2回予定されているそうです。浜中町の自然を守るため、たくさん学んで、さまざまな取り組みを進めてくれることを期待します。