10月20日、茶内中学校で釧路人権擁護委員協議会主催の人権教室が行われました。

　この人権教室は、「命の大切さ、思いやりの気持ち、やさしい心について考え、自分の人権を守るのと同じように他人の人権を尊重しなければならないという基本的な考え方を理解する」ことを目的としています。

　東北海道子ども人権委員長の宇野健二氏を、また、厚岸警察署との被害者支援についての連携から、大澤警務係長をお招きし、それぞれいじめをテーマに講演を行いました。

　DVDの映像や実例を挙げるなど、それぞれわかりやすく講演いただきました。

　中でも、大澤警務係長が刑事を経験した中から、過去の悲しい事件の話など「命の大切さについて」の話をされた時には、生徒たちは神妙な面持ちで聞いていました。

　最後に、大澤警務係長は「勉強してください。学校の授業だけではなく、いろんなことを知っていろんな人と接して自分の人生を豊かにしてほしい」と話されました。