１月17日、浜中消防署に新たに配備された大型水槽車が、町長に披露されました。

　同車両は、積載水量が10,000Ｌを有し、浜中町のように集落が点在し消防水利を有効に配置できない地域では、火災現場直近に部署する車両に短時間で消火用水を補給でき、消火活動を効率的に行うことが可能となります。また、本町では北海道太平洋沿岸の500年間隔連動型地震の発生が懸念されていますが、地震等により上水道が断水し消火栓が使用不能な状況においても有効な水利となるほか、住民に対する生活用水の提供も行えます。

　このほかに油圧救助器具をはじめとする資機材を装備しているため、救助要請が多発した場合にも他の出動車両と任務を分担し人命救助活動を行うことができ、現在消防に望まれている各種災害に適応した的確な戦術や技術を補完する体制を構築することが可能となります。