6月21日 散布小総合学習in松岡牧場

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 6月21日、姉別の松岡牧場(Grateful Farm)で散布小学校の総合学習が行われ、3・4年生8人がチーズ作り体験と酪農体験を行いました。

チーズ工房

 チーズ作り体験は、松岡牧場にあるチーズ工房で行われ、牛乳、牛、チーズ等の松岡さんの説明に、漁業を生業とする地域で育った子どもたちは興味津々の様子でした。

チーズ工房

 子どもたちは、軍手の上からゴム手袋をはめてエプロンを身に着け、チーズになる一歩手前の工程でできる「チーズカード」を熱湯の中で練り、思い思いの形にチーズを成形していました。

 その後、自分たちで成形したチーズでピザを作ってもらい、みんなで楽しく試食しました。

チーズ工房

 チーズ作り体験の後、牧場内を見学し、牛乳を手絞りさせてもらったり、子牛や出産間近の牛を見せてもらったりと、子どもたちには忘れられないとても良い経験になったと思います。

チーズ工房

 指導に当たった松岡智子さんは、酪農の仕事などを広く知ってもらいたいと「酪農教育ファーム認定」を受け、学校や教育現場等と連携して牧場が持つ多様な資源を活用した教育活動を行っています。霧多布湿原センターが学校に松岡さんを紹介し、今回の総合学習に至ったそうです。

牧場
牧場
松岡さん

 松岡さんは、子どもたちに「山と海は友達だから、牛のふんやおしっこが川に流れないように気を付けている。川が汚れると海が汚れる。海が汚れると漁師さんが困る。だから糞尿は、川に流れないようきちんと処理して畑の肥料に使うんだ」と環境についても力強く語られていました。

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