11月20日 霧多布中学校OBが母校で南極観測隊の体験を語る出前授業を実施

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 11月20日、霧多布中学校OBの佐藤啓之さんが、母校の霧多布中学校で、南極観測隊の現地体験を語る出前授業「南極クラス」の講師を務め、生徒たちは卒業生が体験した非日常の話を夢中で聞き入っていました。

講師

 講師の佐藤啓之さんは、霧多布小学校、霧多布中学校出身で、南極の昭和基地建設に携わっている住宅メーカーのミサワホームに入社、第59次日本南極地域観測隊越冬隊に参加されました。

南極クラス

 この出前授業「南極クラス」は北海道学校生活協同組合が主催、教育支援(総合学習)プログラムとして開催しており、このたび、佐藤啓之さんの出身校である霧多布中学校での開催が実現しました。

南極クラス

 授業の中で、佐藤さんは動画や写真を使い、白夜や極夜、オーロラなど、南極の気候、自然環境やペンギンやアザラシをはじめとする動物の生態系、また、極限地域である南極での日常、隊員との共同生活の様子やチームワークなどについて紹介しました。

 生徒たちは、佐藤さんの話を真剣に聞いていましたが、コミカルな動きをする動物の動画に合わせる佐藤さんの軽妙なトークに次第に笑顔がこぼれ、とても楽しく非日常を学ぶことができたようです。

南極クラス

 また、実際に現地で使われた防寒服を着てみたり、南極で採取された氷に触れ、約2万年前の南極の空気の気泡がはじける音を聞いてみたりなど、貴重な体験に興味津々の様子でした。

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