10月9日 新たな進路の可能性 ~霧多布高等学校2年生のインターンシップ~
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10月8日から9日の2日間、霧多布高等学校2年生21人が、町内の企業などでインターンシップ(職場体験)を行いました。
役場企画財政課広報係で体験を行った3人の生徒たちは、他の企業で体験している同級生の取材を行いました。
霧多布高等学校のインターンシップ事業は、社会人となるための能力、態度を身に着けること、勤労観の養成、進路選択の動機付けなどを目的に、毎年行われています。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、例年より受け入れ企業が少ない中での実施となりました。
広報係で記事の取材・作成を体験した3人の生徒は企業先の同級生への取材で、多くの生徒が「コミュニケーションの大切さ」を感じていましたが、他にも「物事を客観的にみる重要性」を感じている生徒もいました。
また、「体験する前と実際体験してみて思っていたことと違う仕事もあった」「将来やってみたい仕事につながることができた、間接的につながること、学ぶことができた」などの意見があり、生徒たちの新たな進路の可能性が生まれたようです。
ここからは広報係を体験した生徒たちの感想です。
まずは北館耀太くんの感想です。
「私は広報係の仕事の体験をして、町の大切さや人とかかわることの意味の重要性を知ることができました。具体的には、実際に職業体験の現場に足を運んでそこで働いている人や体験を行っている同級生にインタビューすることで、人とかかわるコミュニケーションの大切さを知りました。この広報係の仕事をして人とかかわる面で大きく成長できていると実感しました」
次に新岡慎之介くんの感想です。
「広報係の仕事を体験している中で、町内の方々とかかわる機会が多いと感じました。企業との電話や取材のインタビューをするなど、コミュニケーションを必要とする場が多く、とても良い経験になりました。また、取材をしている中で企業側の率直な意見を聞くことができました。『広い視野を持ってほしい』『世の中をうまくわたる力を身につけてほしい』など、今後の進路を決める材料になりました」
最後に山村千尋さんの感想です。
「私は広報の仕事を通して感じたことは、人と人とのコミュニケーションをとることの大切さや何かを成し遂げるために後退りしないことなど、高校生や社会人になっても大事なことを学びました。2日間で各受け入れ先の生徒にインタビューしてみると『コミュニケーションは必要』『責任感や緊張感が楽しい』などという意見が多く、取材しているこちら側も責任を感じると同時に多くの驚きもありました。とても大変でしたが充実していました」
それぞれがコミュニケーションの大切さを感じているようでした。
生徒たちは2日間の間にだんだんと緊張がほぐれ、取材先の大人たちと堂々と名刺交換をする姿に成長を感じました。
それぞれ、今の素直なまま大人になってほしいと感じました。