11月27日 命を救うことができてよかった ~消防協力者表彰~
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11月27日、浜中消防署で消防協力者表彰が行われ、藻散布の漁師永坂哲也さん、澤尾塊辞さん、村田準逸さんの3人に感謝状が贈られました。
これは9月に海中に転落した乗用車から現場に居合わせた3人が運転手の男性を救ったことをたたえ、贈られたものです。
当時、3人は車が海中に転落した音を聞き、村田さんはすぐに消防に119番通報、永坂さんと澤尾さんは漁船で急いで向かい、沈みかけている車のリアガラスを船のアンカーで割って車中から運転手を協力して救出したそうです。
救出者の永坂哲也さんは「無意識だったけど、ひとりの命を救うことができて良かった」村田準逸さんは「漁業者として当然のことをしたとしか思っていない」澤尾塊辞さんは「当たり前のことをしただけだよ」と、3人とも「数十秒遅ければ間に合わなかった。助かってよかったよなぁ~」と、照れくさそうに微笑まれました。湊谷消防長は「この事案については1分1秒を争う事案だっただけに、消防が通報を受けて速やかに駆けつけたとしても、おそらく人命救助につなげられたかどうか。このたび3人の方々が迅速に対応していただいたことで一人の命が救えた。本当にありがたい。感謝している」と話されていました。