就任後一年、浜中町の『人』に魅せられています

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 地域おこし協力隊の小山勇太郎です。

 浜中町の地域おこし協力隊に就任して、5月半ばで一年が経ちました。

 就任したばかりでイベントにおじゃましたのを思い出します。「はまなか桜まつり」です。東京では3月下旬がお花見のシーズンですが、5月の花見は衝撃でした。1年で2度も桜の季節を味わった年でした。会場近くの芝生の広場を大声で走りまわる子どもたちを見て、都会ではなかなか見られない光景に胸が熱くなりました。さっきまでお互い知らない子ども同士が仲良く、楽しそうに走りまわっていました。「浜中町は子育てに向いている土地柄なんだな」と確信した瞬間です。

 イベントといえば7月の「浜中うまいもん市」のことも語らねばなりません。町内のうまいもんが集まるおいしいイベントです。うまいもん市での思い出は何といってもカニ!新鮮な花咲ガニを会場で大きな釜でゆで上げる。それが格安の浜値 (?)で販売されるのですが、そこには長蛇の列!なるほど、行列には納得。ゆでたて花咲ガニのおいしいことといったら、言葉に言い表せないほどでした。

 10月の「浜中秋ど真ん中祭り」では、町内の漁協、農協、商工会の青年部が協力し合い、地元産業に興味を持ってもらおうと、牧草ロール転がしや牡蠣や牛乳を使った催しなど、主催者も参加者も楽しんでいるイベントにほっこりしました。会場で出店されていた地元の豚肉と牛肉の合挽ハンバーガーは絶品でした。おいしいものを食べながら、青年たちの人柄にも触れ、温かい気持ちで会場を後にしたのを覚えています。

 さて、こんな私もイベントを楽しんでうまいもんを食べてばかりってわけではありません。PR もいろいろ行いました。「さっぽろオータムフェスト」では地元のうまいもんをアピールし、東京や大阪で移住定住イベントに参加して、浜中町の良さを大いに広めてこれたと思っています。

 ふるさと浜中会では、地元を離れた浜中町出身者や、浜中町にゆかりのある方々から「私の知らない浜中町」や、「地元から離れた視点で見る浜中町への思い」など、いろいろと話を伺いました。ここで大きく浜中町民としてなじめたような気持ちになったのを覚えています。

 ほかにも昆布干しやスケートリンクの整備なども手伝わせてもらい、多くの経験の中でたくさんの人とそれぞれの「思い」に触れさせていただきました。

 浜中町はおいしいものがいっぱいで、その味覚も魅力ですが、地元の人たちの人柄がとても温かく、皆が自分の仕事に誇りを持ち、一生懸命で生き生きとしているのも魅力のひとつです。そんな浜中町民の方々に尊敬の念を抱くとともに、私を見かけたらあたたかく声をかけてくれるやさしい皆さんにとても感謝しています。

 2年目に突入しましたが、今まで以上に浜中町の魅力を発信できるよう邁進します。 皆さん、今まで以上に応援よろしくお願いします。

地域おこし協力隊 小山勇太郎

この記事に関するお問い合わせ先

浜中町役場 企画財政課 企画調整係
〒088-1592 北海道厚岸郡浜中町湯沸445番地
電話番号:0153-62-2237

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