「世界津波の日」2019 高校生サミットin北海道

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スタディツアー 9月7日、8日

 9月7日、8日に若き津波防災大使として来日していた海外高校生をスタディツアーホスト校として受け入れました。7日は55名、8日は79名の海外高校生が来校し、本校生徒と交流を深めました。

 ウェルカムセレモニーでは、津波の日高校生サミットに参加した諏訪瑞歩(3年B組)、伊藤智哉(2年B組)、中田明日香(1年A組)の3名が進行を務め、霧多布高校の防災への取り組みやクラス団旗の紹介をしました。また、海外の高校生によるパフォーマンスも行われ、7日は大韓民国がダンスを披露し、8日はオーストラリアが自国の防災に関する発表を行いました。

 ウェルカムセレモニーのあと、本校1年生がチリ沖地震津波伝承文集「赤いまり」を英語の寸劇として披露しました。1年生は初めは、ステージで声を出すことや英語で話すことに戸惑っていましたが、練習を重ねるうちに自信をつけ、本番では堂々と演じることができました。

 授業交流では、7つのクラスに分かれ、授業を行いました。書道体験やうちわ作り、防災グッズ製作や餅つき体験をとおして、海外の生徒に日本の文化を伝えることができました。授業終了後に、授業をしたクラスで昼食をとりながら交流を深めました。プレゼント交換をする場面や一緒に写真を撮る場面が見られ、生徒にとって充実した時間となりました。

 昼食終了後、全員で記念写真を撮影し、全校生徒で海外の生徒を見送りました。別れを惜しむ姿や、感謝の気持ちを伝えている姿がみられ、短い時間の交流でしたが、霧高の魅力を海外の高校生に伝えることができ、生徒にとって大事な思い出となりました。

「世界津波の日」2019 高校生サミットin北海道 9月10日、11日

 9月10日、11日に札幌市の北海きたえーるで行われた「『世界津波の日』2019 高校生サミットin北海道」に諏訪瑞歩(3年B組)、伊藤智哉(2年B組)、中田明日香(1年A組)の3名が参加しました。サミットでは、「知識を得る ~過去の教訓の伝承」をテーマに分科会で海外の高校生や、他校の生徒とディスカッションをしました。英語でのディスカッションでなかなか意見を伝えられないこともありましたが、3名にとっては、意見を発信する大切さや、災害の恐ろしさに気付く良い機会になりました。また、発表では、事前に浜中町でのチリ沖地震津波の被害状況を被災者である佐々木啓子氏からお話をきき、そこから感じた浜中町の防災の課題と高校生としてできることを考えて伝えました。10日の夜に行われたレセプションでは、海外の高校生や他校の生徒と食事をしながら会話をして親睦を深めました。サミットに参加した諏訪瑞歩は「サミットでは、若い世代の人が集まって防災について考えたので、今回学んだことを生かして、未来につなげていきたい」と2日間を振り返りました。

 

 

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